2022年の「国際ポッドキャストデー」は、24時間起きてのライブ配信はやめようと、収録音源の「リレー配信」とすることにしましたが、では具体的にはどう進めようか。なかなか決まらなかったので、無理やり決めていきましたが、その内容について記します。
ほぼ私1人で考え、ライブ配信で考えてる内容を話し、意見があったら修正する。
そのような形で進めていきました。
2022年 国際ポッドキャストデー 48時間配信リレーの振り返り(1)
2022年 国際ポッドキャストデー 48時間配信リレーの振り返り(3)
配信枠の募集
前年は24時間のライブ配信をしましたので、最初は24時間の収録配信を想定していました。
「国際ポッドキャストデー」となる9月30日が金曜日でしたので、仕事が終わった頃の時間からのスタートを設定し、次のような時間を想定していました。
2022年9月30日(金) 20:00 〜 10月1日(土) 20:00
収録配信をメインとしますが、「お祭り感」が薄くなるので、最初と最後はライブ配信をすることにし、途中を収録することにしました。
1時間のライブ配信+22時間の収録配信+1時間のライブ配信
「International Podcast Day」公式のイベントに倣って、収録配信も1枠1時間で募集することを考えていましたが、長すぎるのではないかという意見があったので、1枠30分で募集することにしました。
1枠30分だと44枠の募集枠ができます。そんなに集まるんだろうか。埋まらなければ自分達で複数枠を埋めなければいけない。そんな覚悟もしながら募集することにしました。
ただ、どう募集しようか。音源を送ってもらうだけではなく、配信時のタイトルや概要文の情報も必要となる。その前に44枠の順番をどうするか。44枠もあると配信希望者を集めてからスケジュールを組むのは大変だと思い、先着で枠を予約する方法を取ることにしました。
空いている枠を表示して、誰かが予約をしたら枠が埋まる。一般的な予約システムを使おうと考えましたが、どの予約システムを使おうか考えることになりました。機能面や金額面などを確認しながら検討していましたが、Googleカレンダーが無料で予約機能を使えることを発見。無料でできるのであればと、Googleカレンダーで作ることにしました。
ただ、無料であるので文句は言えないのですが、やや分かりにくい。とくに先の日程の予約がパッと表示されず分かりにくいため、仕組みを準備しただけでは分かりずらいので説明ページを作成して募集を開始しました。
44枠が埋まるだろうか。不安を抱えながら応募を開始しましたが、驚くことが起きました。44枠が1日で全部埋まってしまったのです。応募したかったのに埋まってしまっていて応募できなかった、そんな意見も複数いただいて、急遽、追加募集をするかを判断しなくてはいけなくなりました。
3時間延長して50枠にするか。この場合、27時間イベントになる。44枠がすぐに埋まったので6枠の追加ではまたすぐになくなる可能性もある。
1枠30分ではなく15分にするか。30分で募集してしまっているので、追加募集分だけ15分にするか。
それともキリ良く30時間として、12枠追加して56枠の募集にするか。
時間を追加する場合もオープニング前に配信するか、最後に延長するかを考えましたが、アンケートをとると最後に延長した方が良さそう。確かに、金曜日スタートなので、土曜の夜を援用した方が良いかもしれない。
とはいえ、10月1日(土)の19:00〜20:00にエンディングをライブ配信して終わる予定でしたが、6時間追加となると深夜の25:00〜26:00にライブ配信してエンディング。そんな夜中に? ライブ配信の会場が岐阜になる予定で、その後が帰られない。
では、36時間にして、日曜の朝にエンディングというのも人が少なそう。
第三者的なインパクトも含めて、もう48時間配信にして、日曜の夜にエンディングを迎えた方がいいんじゃないだろうか。また、1枠を30分と15分を混在させると、運用時に混乱することもあるので、揃えた方がいいんじゃないだろうか。
ということで、イベント全体を48時間にし、追加で48枠を募集することにしました。
しかし、会場が個人宅。2日間も居座るのも迷惑だし、日曜日の予定もあったので、ライブ配信のエンディングを日曜夜に持っていくのが難しい。そこでエンディングのライブ配信は当初の予定通り土曜の夜に行い、そのまま延長戦。最後の30分枠には、収録のエンディングを流すことにして47枠の追加募集としました。
1時間のライブ配信+22時間の収録配信+1時間のライブ配信+23.5時間の収録配信+30分のエンディングを収録配信
ということで追加募集をすることにしました。
Googleカレンダーでの予約は、Googleアカウントの作成が必須です。ここで問題がありました。今回、改めてGoogleアカウントを作成して予約した場合、アカウントが仮作成の状態のままの場合、予約が完了しておらず、上書きで他の人が予約できてしまうということが起き、3〜4件、リスケジュールをお願いするケースが出てしまいました。アカウント作成についての注意書きがもう少し必要だったかもしれません。
ただ、3〜4件の調整だけで済んだので、この仕組みは便利でもありました。運営側で配信順を勝手に調整するよりも公平感はあったように思えます。
ポッドキャスト配信とYouTube配信
今回はライブ配信ではなく収録のポッドキャスト配信。けど、イベント感を出すために、オープニングとエンディング(途中になりましたが)にライブ配信を行う。
ここもどう融合するかは悩ましいところ。
準備段階では月に1回YouTubeライブで配信していましたので、ライブ配信はYouTubeで行うとして、収録配信はポッドキャストで配信するといえ、分かりにくい。
そこで、収録配信も動画に変換してYouTubeにアップしようと考えました。しかも、プレミアム配信の機能を使うことで、ライブ配信と同様に、リアルタイムではチャット機能を使うことができます。収録配信ではありますが、ライブ感を演出できます。
実際、ポッドキャスト配信はアプリによってリアルタイムで公開されないということがあったので、オンタイムでの配信という意味で、YouTubeでの配信を並行して行って良かったと思います。
一方、音声の動画への変換は思ったより大変でした。1つ2つなら問題なかったのですが、複数の動画を変換しようとしたらMacが熱くなって止まるという問題が発生。少し甘くみていました。この辺りの運用は見直す余地がありそうです。
動画の変換は、イベント開始後にも終わっておらず、困っていましたので急遽変換を助けてもらえるように呼びかけたところ答えていただいただけではなく、自動に変換するような自動処理の仕組みを作ってくれる方も出てきてくれ、かなり助けられて事なきを得ました。
長くなってきたので、さらに続きます。