前回まではこちら。
2022年 国際ポッドキャストデー 48時間配信リレーの振り返り(1)
2022年 国際ポッドキャストデー 48時間配信リレーの振り返り(2)
ポッドキャスト配信とYouTube配信を併用して行うことにした訳だが、実施までの流れを振り返ってみよう。
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Googleのサービスを中心に利用
毎月のYouTubeライブ「協会だより」で現状考えていることを話し、その場であったコメントなどのフィードバックを見ながら、トクマスさんと方向性を決めて進めてのですが、作業をする人も少なく、月に1回の相談では進捗が厳しいところでした。
大体の内容と方向性が固まってからも準備に3ヶ月くらいかかったと思います。
まず、参加者の募集。告知はTwitter、ニュースレター、サイトのお知らせで行いました。おそらくTwitterが一番拡散できたとは思います。
Twitterで流れてきて、企画を知り、初めて協会を知ったという方も何名か居たと思います。
募集は前回書いた通り、Googleカレンダーの予約機能を使いました。枠ごとの先着順のため、後に運営側でスケジュールを組む必要がなかったため、その点は便利でした。
参加者の抽選などもありませんし、お断りをするということもありませんでした。
問題は、Googleアカウントを持っていない人もいるということ。仮アカウントで予約した方の枠で重複が起きてしまいました。重複には個別に連絡して対応が必要でした。この部分は、申し込みの際に注意喚起が必要だったと思います。
参加者からは、本番までに収録ファイルを送ってもらう必要があります。収録ファイルを送ってもらう方法はGoogleフォームで添付ファイルとして送ってもらうことにしました。要望があったため、任意でアートワークも添付できるようにしました。
Googleカレンダーの予約にはメールアドレスが必要なので、このメールアドレスに連絡できますが、人数が多いためどのように連絡するかを迷いましたが、ゆいまるさんからGoogleグループの利用を勧めていただき、Googleグループの作成まで行っていただいたのでとても助かりました。ここまで、ほぼ1人で準備していたため、グループの作成だけでもとても助かりました。
結果的にGoogleのサービスを中心に展開していったこととなりますが、バラバラなサービスを使うよりも管理しやすかったです。質問の受付や本番までの連絡もGoogleグループで送信し、メールアドレスへ連絡することができました。
GoogleカレンダーとGoogleフォームのCSVを整理
Googleフォームは便利でしたが、フォームに添付した収録ファイルとアートワークがそれぞれ別のフォルダに保存され、番組名などの情報はCSVファイルでダウンロードできますが、3つに情報やファイルが分かれることになったため、参照しながら管理するのは、配信枠が多かったので気を遣う作業でした。ほとんど配信予約や時間のセットに間違いがなかったのは奇跡です。細かいミスだけで済みました。
Googleカレンダーで、参加者自ら順番を決めていただいたので配信スケジュールは自ずと決まってきますが、それをどう発表するか。Googleカレンダーの情報をそのまま書き出せれば楽なので方法を探すと、公式に書き出す方法はなさそうでしたが、CaleRepo!というサービスを利用させていただきました。
Googleカレンダーに入力いただいた情報をCSV形式で書き出せます。
CSV形式ならエクセルでも編集できますが、MacのNumbersで体裁を編集し、配信スケジュールとして公開できました。ただ、予約済みのGoogleカレンダーは内容を編集できないようなので、内容などを変更したい場合は個別に連絡をもらい、配信スケジュールを調整する必要がありました。
このNumbersで管理しているスケジュールに、後から音声ファイルなどを送ってもらうときに最終の情報を反映していきますが、Googleフォームの内容は標準でCSV形式で出せるので、2つのCSVを目視で確認しながらマージしていきました。気を遣うし、大変でした。
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ここまでの作業、どう進めようか手探りで迷い迷いでしたので、Twitterコミュニティで手伝っていただけると言っていただいた方をTwitterのグループDMに加えて相談しながら勧めていましたが、初めての作業で、やり方を試行錯誤しながら進めていたため、これまでの作業をどう分担すれば良いかも分からず、ゆいまるさんがGoogleグループを作っていただいた以外は、告知や配信者の募集などをお願いすることくらいしかできませんでした。当日は動画の変換など間に合っていない作業の手伝いをしていただけ助かりましたが、準備段階はどうしたらいいか分からない状況が続いていました。グループDMでのやり取りではダメですね。定期的にリモートでの打ち合わせをしていくべきだったと思います。
何か書き漏らしていることもありそうですが、このような感じで進めていました。