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劇的に聴きやすさが変わるコンプレッサーのかけ方(後編)
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劇的に聴きやすさが変わるコンプレッサーのかけ方(後編)

※ポッドキャストアプリで聞く場合は、ログイン後に、プレイヤー下の「Listen in podcast app」から

前編はこちら


00:00 コンプレッサーとBGM
06:08 ラジオネス基準
14:41 ミキシングの確認
27:43 FaceTimeオーディオがおすすめ
31:17 正解はなくて趣味の領域
40:50 おすすめのマイク


前編ではコンプレッサーの基本を話しましたが、後編ではスピーカーにラジオディレクターの @radioya さんを迎えて、ラジオ制作の現場での方法などを伺えました。

聴き手は、引き続きポトフ(@pot_au_feu)&まあや(@maayakirakira)でお届けします。


ノイズ低減(ノイズ除去)とコンプレッサー、どっちを先にかけるか。自分はノイズ低減をしてからコンプレッサーをかけてたのですが、調べると先にコンプレッサーをかけてからノイズ低減と紹介しているものもあり、どっちがいいのだろうか?

もちろん、正解はないんだけど、@radioya さんのおすすめはノイズ低減→コンプレッサー。それでもノイズが気になるならもう1回ノイズ低減。とのこと。

  • ノイズ除去は最初にやる方がいい

  • モニターヘッドフォンがあるといい

  • コンプほどほどでBGMは絞る

  • 複数人の収録はトラックを分けて

  • 1人語りでの強いコンプは押しが強くなる

  • ラウドネス基準

  • ラウドネス競争はもう古い

  • ラウドネスノーマライゼーションについて
    https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2007/30/news148_2.html

  • Spotifyの基準は -14LUFS、Apple Musicは -16LUFS

  • いくら音圧を上げてもこの基準を超えると自動的に下げられてしまう

  • LUFSはLoudness Unit Full Scaleの略。ラウドネス単位でトラックの平均レベル

  • ミディアムサイズのスピーカーでミックスすると良い

  • イヤホンとスピーカーなど複数の環境を確認するといい

  • 波形を見てみるといい

  • ラウドネスを -14LUFS、True Peakを-1.5くらいにするといい

  • 2020年5月にリリースされたAudacity 2.4.0 以降から、Loudness Normalizationが搭載されるようになった

  • リモート収録はFaceTimeオーディオが一番音質が良い

  • MacでFaceTimeオーディオを受信して収録する方法もある

  • 収録であればそれぞれにICレコーダーなどで録音する方が良い

  • Zoomは0.5秒の遅延があるのに比べて、Clubhouseの遅延は0.1秒

  • 海外のラジオやポッドキャストのミックスの仕方も勉強になる

  • 正解はなくて趣味の領域

  • 常に毎回グレードアップをめざす

  • できれば編集はした方がいい

  • 複数人収録では役割分担も大事

今後、また「マイク」などのテーマも取り上げたいと思っていますが、@radioya さんのおすすめは。


今後も #ポッドキャスト部 としてClubhouseなどで発信をしていき、アーカイブなども公開していく予定です。感想や質問、取り上げて欲しいものなどをコメントにいただければ嬉しいです。

※出演者の方々には許可を得てアーカイブを公開しています

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