劇的に聴きやすさが変わるコンプレッサーのかけ方(前編)

  
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00:00 #ポッドキャスト部
05:30 コンプレッサーの基本
22:56 あしゆ.comさん
29:55 音楽と声のバランス
36:43 収録場所
44:40 音圧ってなんですか?


みなさんはポッドキャストの編集をしていますか?

Anchorなどで直接録音してそのまま配信している場合などは、あまり意識していないと思いますが、パソコンなどで編集して配信する場合、どのように編集したら良いか気になりますよね。

不要部分のカットなどは行っているかもしれませんが、全体的に聴きやすくするために便利なのが、コンプレッサー。

コンプレッサーとは、どのような処理をしてくれるエフェクトなのでしょうか?

コンプレッサーの基本

編集ソフトによって設定方法や画面は違いますが、ここでは多くの人が使っているであろうAudacityを元に説明していきます。他のDAWなどで編集している場合も、基本的な考え方などは同じです。

コンプレッサーは、大きな音を潰し、小さな音を持ち上げ、音量差を圧縮してくれます。ただ、パラメータがいくつかあり、わかりにくい部分です。声質などにもよるので最終的には聴きながら判断することになりますが、各パラメータの働きは下記です。(画面の表示はバージョンなどによって違う可能性があります)

Threshhold(閾値) ‥‥最大音量は0dBとして、どの大きさから音量を抑えるかを指定します。初期値は-12dBでしょうか。-12dBを超えた音を小さく抑えていきます。

Noise Floor(ノイズフロア)‥‥音を抑えた分、小さな音を持ち上げますが、一緒にノイズも大きくなるため、ここで指定する数値以下の音をカットします。

Ratio(レシオ)‥‥大きな音を圧縮する割合です。2:1の場合は、Threshholdを超えた音を1/2まで抑えます。

Attack Time(アタックタイム)‥‥Threshholdを超えて、何秒後に圧縮の変化をさせるかを決めます。

Release Time(リリースタイム)‥‥Threshholdを下回ってからから何秒後に圧縮するのを止めるのかを決める値です。

また、「Make-up gain for 0dB after compressing(圧縮の後0dBになるようにゲインを調整する)」にチェックが入っていると思います。これにより、圧縮した音源の最大値が0dBになるように全体を大きくします。これにより、小さな音が大きくなるという仕組みです。

コンプレッサーは強くかけると音質の変化も大きくなりますが、音圧も上がることになります。音圧とは最大音量の 0dBに対する音量の平均値です。波形を見て、全体的に密度が濃く全体的に 0dBに近くなっているものは音圧が高いということになります。

ノーマライズ(平均化)というエフェクトもあるのですが、これは、選択範囲の最大音量を0dBにするという機能なので、ノーマライズを一緒に行ってくれると考えて良いでしょう。

ただ、Audacityのノーマライズは、初期値では-1dBになっているため、最大を0dBではなく-1dBにするようです。(後編で話がありますが、-1.5dBにしたほうが良いというアドバイスもありました)

なお、「Compress based on Peaks(ピークに基づく圧縮)」も音圧を上げるような効果のようですが、初期値ではチェックされておらず、どのような効果か理解していないので、情報をいただければと思います。

(※個人的には、周りの音に負けないように、音圧を高めにするのが好みだったのですが、後編でありますが、音圧をやたら高くするのは考え方が古いようです…)

コンプレッサーは最近知りました

22:56

ここまで、ポトフ(@pot_au_feu)&まあや(@maayakirakira)さんで話してきましたが、あしゆ.com(@ashiyutech)さんがスピーカーに参加。

※出演者の方々には許可を得てアーカイブを公開しています